「賢者のポートフォリオ」を演習教材とした大学での成果
~アンケート調査結果の一部をご紹介します

今年度前期は、7つの大学の3つの講座、7つのゼミで、株式投資体験アプリ「賢者のポートフォリオ」を演習教材としてご利用いただきました。

担当の先生のご希望により、演習の形態・内容は様々でした。
その中でほぼ共通の演習プランを採用された3つの講座・ゼミに本アンケート調査へのご協力をお願いしました。
ここに紹介するのは、その調査結果の一部です。

概要

アンケート調査にご協力いただいたのは、青山学院大学経済学部の「ファイナンス論基礎(白須洋子教授)」、関西学院大学商学部の「商学演習(岡村秀夫教授)」、明治大学商学部の「三和ゼミ(三和裕美子教授)」の受講生です。
演習参加者328名に調査フォームをお送りし、96名から回答を得ました。
以下はその概要です。

■ 今回の課題の前に、株式投資の経験・知識を持ってましたか?
 <= 「ほとんど知らなかった」と「あまり知らなかった」を合わせると87.5%

■ 今回の課題の満足度を教えて下さい
 <=全体について:「満足」と「やや満足」を合わせると85.5%に達します
   理由:「演習のレベルが適切(86.5%)」、「課題が興味深く、面白かった(79.2%)」

■ このアプリの課題を通じて、金融経済環境と株式投資に関する知識が深まったと思いましたか?
 <=「大いに思う」と「ある程度思う」を合わせると、90.6%に達しました

■ このアプリの課題を通じて、株式投資に関する興味が湧きましたか?
 <=「大いに湧いた」と「ある程度湧いた」を合わせると、87.5%に達しました

「賢者のポートフォリオ」は、金融リテラシーの乏しい学生に満足度の高い演習課題を提供し、実体経済と企業の業績に関する活きた知識を修得させる教材となり得ます。また、ファンダメンタルズを重視した株式の模擬投資に興味を持って取り組ませることにより、経済・企業の長期的な成長を糧とした資産形成という「王道の投資」の一端を体験させることができます。

本調査について

株式投資を模擬体験できる「賢者のポートフォリオ」アプリは、2021年度前期に7つの大学の3つの講座、7つのゼミで演習教材として採用されました。

このアプリは、過去の実データを使って、金融経済市場の変化が企業業績に及ぼす影響を、中長期の株式投資を通して体験的に学習する、今までにない全く新しい投資教育アプリです。
しかも、双六仕立てのゲーム形式で構成されているので、受講生はゲームを楽しむうちに自然と投資に関する知識が修得できる仕掛けになっています。
コロナ禍でリモート授業が中心の大学授業の中で、受講生がいつでもどこからでもサイトにアクセスして興味を持って楽しく学習できる演習教材として、このアプリを大学に提供しました。

本調査は、その学習効果を確認することを目的に実施したものです。

本調査の内容を詳しくお知りになりたい方は、以下のURLをご参照ください。

株式投資体験アプリを演習教材とした大学での授業
~アンケート調査に見る教育効果